土曜担当オヤアンナです。
じめじめしていて体がだるいです。
隣の犬もなんだかだらだらしています。
そんな日には普段考えないことを思いつくものでオムライスについて見つめなおそうという試みをしました。
以下 オムライスについての考察になります。
「-オムライスには外側から見えない部分がある。
それは中身である。
オムライスの中身はチキンライスかもしれないしピラフかもしれない。
ピラフはピラフでもカレーピラフの可能性もシーフードピラフの可能性もある。
スプーンを入れないと中身は分からない。未知の食べ物、それがオムライスである。
オムライスはたいてい子供に食欲をそそる食べ物である。
しかしそこに目をつけたお母さんが中に嫌いな野菜を入れている可能性もある。
グリーンピースが入っているかもしれない。ピーマンが入っているかもしれない。
ピーマンはピーマンでも赤ピーマンの可能性も黄色ピーマンの可能性もある。
そんなときどうするのか。
嫌いなグリーンピースを一個一個取り除きながら食べるのか。
ピーマンのかけらを隣に居る兄弟のお皿に移しながら自分だけピーマン抜きのオムライスにありつくのか。
しかしそれらを取り除いた所で、お母さんの「野菜を食べてほしい」という願いは無くなるわけではない。
お母さんは子供に元気に育ってほしいがために栄養たっぷりの野菜をオムライスに仕込むのである。
お母さんの本当の願いをくみとり、オムライスの中のグリーンピースを平気で食べられるようになれば一人前である(かもしれない)。」
というわけで「アートが山を登ること」もそんな、外側からだけでは見えない中身を感じていただける展覧会にしようと思っています。
作家はオムライスの中からがんばりますのでぜひご高覧いただけると幸いです。
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