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※恐れ入りますが、企画者もアーティストのため至らない点が多々あるかと思います。ご意見、ご要望等ございましたら、なんなりとお申し付けください。

2011年5月27日金曜日

ご挨拶および制作プラン(平川 恒太)

このたび、念願かなってお寺での展覧会を開催するチャンスをいただけたこと本当に嬉しく思っています。
以前から神社やお寺などが好きで全国を旅行してはその土地の神の住む場所に足を運びました。僕自身は特定の宗教を持っていないのですが、神々が住む土地や祈りが受け継がれる空間と言うものにはやはり何らかの力を感じるものです。
おそらく始めに、その土地を神々が住む山と考えた人々もこういった力を感じ、美しすぎるや動物の恵みを蓄えているや大きな巨石があるなどの原始的理由から信仰が生まれてきたのだと思うのです。

今回の僕のこの展覧会での制作は、そういった日本人は特にあるであろう自然信仰的な問題から宗教の本質を考え、美術と信仰心の関係性を探りたい。
僕は以前から、ドイツロマン派の作家カスパー・ダーヴィット・フリードリヒが好きなのだが彼やアルチンボルトなどの古典の作家から続くこれらも崇高論的問題は現代において、その重要性がまた問われているように思われる。
ここで僕が語る崇高論とは特定の宗教的価値観を指すものではない。

今回の僕の制作プランとしては、上記の問題にアプローチする形でいろいろなメディアで作品制作をし、それらのジャンルの違う作品達を劇場という装置の中に配置する(劇場とはここでの場合お寺の空間全体を指す※劇を生む空間を制作する)
そこでは、あらゆる作品が関わって物語を紡ぎだす。。。。というものだ。
実際、イベントとして劇も上演する予定だ。

新たな挑戦の場として今回場の提供をしてくださいました。清澄寺や釈迦寺、日本山の皆様に感謝しています。















※現在制作中の作品(フリードリヒの作品からイメージ。笑)

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